2000.12(音付)
2000.12.09(土) 六本木SENSATION
正月から始めたAROUNDS・HPの復活作業。その一環としてのLIVE音源のアップロードも、ようやく折り返し点の2000年まで来ました。もうすぐ21世紀です。
★この年のLIVEの選曲はGS(グループサウンズ)とビートルズのナンバーが特徴です。ビートルズは8曲連続です(2ndステージ)。後にも先にもこれだけビートルズを集中的に演奏したのはこのときと、2005年の島ちゃん生誕50周年記念のABBEY ROAD B面8曲メドレーの2回だけ。またいつかそのうちに。Beaatles Forever。先ほど2015年4月のポールマッカートニーの東京公演のチケットが当たった!と通知あり。ラッキー!
★そして、GSです!バンマスも尾本も拓郎も島ちゃんも、GS全盛期を中学時代に経験していますので、まさにリアルタイムのオールディーズのひとつなのです。GS名曲のひとつ、「あのとき君は若かった」は少し前からやっていましたが、今年はオープニングのインスト曲Black sand beachを含めて4曲。それに何と今回は本家本元のビレッジシンガーズの小松久さんがゲスト出演してくださったのです。たしか拓郎の湘南の友人たちのご縁で出てくださったように記憶しています。その小松さんを前にGS4曲やっちゃうんですから度胸がいいというか向こう見ずというか軽率と言うか、まあ、楽しいからいいか?
そして小松さんにリードギターを弾いていただいて、これまた名曲中の名曲「想い出の渚」を共演させていただくと言う、AROUNDS史に燦然と輝くエポックが生まれました。楽しかったですねえ。嬉しかったですねえ。この夢の共演は2002年でも実現します。 (2015.2.14)
■演奏曲リスト
曲名をクリックするとライブ音源を聴くことができます。
※スマホ等のモバイル系の場合、MP3ファイルを開くことができない場合があります。その場合は、MP3ファイルを開く画面からダウンロードしてお聴きいただくこともできます。
■この年のイチ押し曲はどれだ!
またまたバンマスの独断と偏見です。この年はビレッジシンガースの小松久さんが登場してくださったこともあって、GS曲がやはりイチ押し。小松さんとやった想い出の渚は余りに有名なので外しますが、残りの曲で二つお勧め。
ひとつは1st冒頭のインスト曲Black Sand Beach。知らない人も多いと思うので
、ちょっと説明します。作ったのは加山雄三。演奏したのは加山雄三がリーダーとして後輩たちを集めて作った湘南バンドのランチャーズ。エレキの名曲です。ベンチャーズに負けない。コード進行も構成もGood。エレキ少年の心をしびれさせる名曲です。湘南育ち拓郎のギターサウンドはほんまもんです。
もうひとつは、あの時君は若かった。スパイダースの名曲中の名曲。コード進行とハーモニーが独特で美しい。歌謡曲だロックじゃないなどと揶揄されていたスパイダースですが、いい曲がたくさんあるんです。作曲はかまやつひろし。ご存知(でもないかな、もう)ムッシュかまやつの作品です。ついでに言うと、お父さんは日本に洋楽をもたらしたジャズシンガーのティーブ・釜萢。「日本初のジャズ専門学校を作って、ミッキー・カーチスや平尾昌晃、弘田三枝子、ペギー葉山、日野皓正などの戦後の日本の音楽界を代表するミュージシャンを多数育て、日本の音楽界に多大な影響を与えた・・・Wikipedia」人です。かまやつのいとこはこれもご存知でしょうが森山良子。
♪想い出の渚♪ 尾本の後ろに元ビレッジシンガースの小松久さん。曲は想い出の渚。
小松久さん
■ポスター用写真 (プロカメラマンの藤巻さんが撮ってくださいました)
撮影場所はYAMAHAの練習スタジオがあった渋谷道玄坂大宗ビルの非常階段。
ライティングはシェラのママ。手作り写真です。
■AROUNDS LIVE 2000 ポスター