1995.12(音付)

1995.12.2 六本木・KENTOS

★1995 LIVEの音源をアップしました。演奏曲リストの曲名をクリックしてください。まだ発掘できていない曲がいくつもあります。発掘出来次第アップしますのでお楽しみに!(2015.2.3)

※スマホ等のモバイル系の場合、MP3ファイルを開くことができない場合があります。その場合は、MP3ファイルを開く画面からダウンロードしてお聴きいただくこともできます。

ライブが終わり、最高の笑顔と「やったー」の気分で撮った記念写真。

拓郎、島田、大和田、聖子、尾本、川居、横田、北

この年の写真が見つからず、この1枚だけしかお見せできないのが残念。メンバー引き続き捜索を心がけてください。

■演奏曲リスト

■選曲裏話 (2015.1)

【ジャンルはさまざまだけど、いい曲とくにメロディーがポイントかなあ】

AROUNDSの大きな特徴のひとつはジャンル・年代の広さです。あちこちに同じことを書いているので耳タコかもしれませんね。このコンセプトについてバンド内に見解の相違はないのですが、じゃあ何を選ぶと言うときに多少の見解の相違は出てきます。この年の選曲を見ると、ベンチャーズ、ビートルズ、ストーンズ、ビーチボーイズ、プレスリー、コニーフランシス、バディホリー、スリー・ドッグ・ナイト、ママス&パパス、ポールアンカ、シュープリームス、スタイリスティックス、その他さまざまな60sPOPSやR&R。そしてステッペン・ウルフ、イーグルス、ドゥビー・ブラザース、エリック・クラプトン等のロック系、さらにはスタンダードナンバー、ユーミン。結局、メンバーそれぞれのOldiesなのです。

ただ、ほぼ共通しているのではないかと思うのは、メロディーの良さ。どんなジャンルでも、スローナンバーでもアップテンポな曲やディスコ系、ハードロックでも何でも、初めて聴いた人でも、あ、いい曲だな、あ、楽しいな、あ、きれいだな、かっこいいな、という風に思っていただくことの原点はやはりメロディーではないかと思います。もちろん、ラップやファンクのようにリズム・グルーブが生命線(違うかな?)のジャンルが好きな人にはあまり響かないかもしれませんが、60年代を中心にいいメロディーを聴いて育った我々世代には、ジャンルを超えてこういう曲が響くんだなあ。

【聴いて「いい曲」と、やってみて「いい曲」は必ずしも一致しない】

さて、その中でもバンマス特権でNo.1曲を選ぶとしたら何でしょう。それは、1stセットの4曲目、This Diamond Ring です。もう独断と偏見なのですが、60年代POPSの香りが詰まった曲だと僕は思います。演奏したのはGary Lewis & his Playboys。リーダーのGary Lewis はその名前から想像できるように、父親が当時のNo.1喜劇俳優 Jerry Lewis なのです。親の七光りでヒットしたことも事実ですが、やはり曲のよさ、メロディーのキャッチーさ、編曲の妙がヒットの要因だと思います。このイントロが流れてきたときに僕はしびれました。AROUNDSでは1回しかやっていません。乗れませんでした。やってみて再認識したのですが、メロディーがどんなに良くとも、演奏・編曲・声すべての要素が組み合わさって曲の力が出てくる(ごめんなさい、当たり前のことです)。この曲については、メロディー等、曲そのもののよさ以外の要素が非常に大きいのではないかと思うのです。その響きと言うか雰囲気を出せないとこの曲のよさは出せないのでしょうね。でもやっぱりやりたいなあ(懲りないおじさんです)。